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本と編集の総合企業SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)の公式noteです。SPBSからのお知らせやスタッフのインタビュー、イベントやスクールのレビューを投稿します。

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  • SPBSインタビュー

    SPBSの店舗や編集部のスタッフインタビューをまとめています。

  • SPBS THE SCHOOL

    SPBS THE SCHOOLは、あらゆるものごとを編集する企業・SPBSが主催し、“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリー(実験の場)です。

  • SPBS編集部「本が読めない」

    出版する本屋・SPBSの編集部メンバーによる連載「本が読めない」の記事をまとめています。毎週金曜日更新(間に合わない日もあるかもしれない)。交代で自由にゆるゆると、誰に語るでもないひとりごとを呟きます。

  • SPBS編集ワークショップ2023

    1冊の雑誌づくりを通して編集の醍醐味を体感する連続講座「SPBS編集ワークショップ 2023」の受講生によるレポートです。*アーカイブ受講生募集中!

  • イベントレポート

    これまでに開催したイベントやスクールのレポート記事をまとめています。

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【企画担当者に聞く!】「選書」は学びの宝庫!SPBSがナビゲートする、本の世界の歩き方。

「選書」とはどんな仕事なのか ──今回の講座「選書のたんけん」とは、どんな講座ですか? 工藤:簡単にいうと、SPBSが本を取り扱う各店舗やブックディレクションの仕事で普段やっていること、つまり本を選んで、本棚に並べて、お客さまに届ける、という一連の仕事において、特に「選ぶ」ことを中心にしつつ全体的に体験してもらう講座です。 日頃からよく『SPBSってどうやって本を選んでるんですか?』と聞かれることがあるので、それをそのまま講座のテーマにしてみました。 ──そもそも「選書

    • 伊豆の聖地で写真フォルダが茶一色になった

      毎年、新春に楽しみにしているニュースがある。 「カピバラ長風呂対決」の結果である。 全国の5つの動物園のカピバラによる長風呂対決で、毎年各園を代表するカピバラが1頭ずつ参加している。 2024年は長崎バイオパークのカピバラ・ドーナツくん(10歳のオス)が3時間に迫るタイムで優勝。昨年優勝した那須どうぶつ王国のカピバラは、なんと25分でギブアップ。連覇を逃した。 詳細は以下の通り。 なんともほっこりするニュースである。 「カピバラ×風呂」という最強ほっこりな組み合わせは、

      • 寒さを吹き飛ばす、癒やしの⾷事をおでん屋で

        島根県松江市にある、おでん屋さんに訪れたのは2022年が明けてからすぐだった。少しずつ新しい感染症の対策も緩和されてきたころでもあり、僕はその前の年の瀬から名古屋を⽪切りにそのまま太平洋沿いを三重、和歌山と進んだ後も、⼤阪、岡⼭を過ぎて年始には出雲⼤社を訪れた。 道中、神⼾で宿泊したゲストハウスのオーナーさんが「ぜひ⾏ってみて」と教えてくれたのが、松江駅の近くにあるというおでん屋さん・おでん庄助だった。いいことを聞いたぞ。ありがとう、オーナー。おいしいものを求める旅行はおお

        • ポッドキャストの聴き心地

          イマジナリーフレンドとしてのポッドキャスト 数年前からポッドキャストをよく聴いている。作業をしながら聴くことはなくて、ポッドキャストを聴くときは、なるべくそれだけに集中しようとすることが多い。雑談を垂れ流す番組を好む傾向があるので、1回あたりの時間が60〜90分くらいの尺なら、わりとストレスを感じないまま聴き続けることができる。長ければ長いほどいいと思う。 好きなポッドキャストを聞かれたら『ラジオ屋さんごっこ』と答えている。 政治や社会、性・恋愛、カルチャーといったト

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          SPBSスタッフが選ぶ、2023年の本──年末のごあいさつに代えて

          こんにちは! SPBS広報のTです。   創業15周年を迎えた2023年。SPBS公式noteでは、「SPBS BOOK TALK FESTIVAL」関連企画に始まり、本屋の学校「SPBS THE SCHOOL」の企画者&講師インタビューや受講レポート、そして先月スタートしたばかりの編集部による連載「本が読めない」など、SPBSの活動をさまざまな角度からお伝えしてきました。いつもご覧いただいているみなさま、ありがとうございます。   さて、年末のごあいさつに代えて、今年もSP

          SPBSスタッフが選ぶ、2023年の本──年末のごあいさつに代えて

          【企画担当者に聞く!】「知る」で終わらない。農園フィールドワークで得たこと。「おいしいってなんだ?」の真髄

          本屋が「食」の講座をする理由 ──SPBSは本屋や出版を生業にしている会社ですが、なぜ、農園フィールドワークを講座にしようと思ったのですか? 鈴木:私たちは、本屋だから、「読書はいいですよ、大事ですよ」って言うんですが、世の中に情報はたくさん溢れていて、とても全部消化はしきれないですよね。「知る」だけなら、本すら読まなくても、AIがうまくまとめてくれた情報だけでいいかもしれない。一方で、そもそも人間が、実際に生きるという行為にインストールできる知識はそう多くはないんだろう

          【企画担当者に聞く!】「知る」で終わらない。農園フィールドワークで得たこと。「おいしいってなんだ?」の真髄

          スマホ追いかけてタクシーで130キロ出した話

          こんにちは、インターン生の飯野です。 皆さんはタクシーを利用したときに死を覚悟したことはありますか? 今回は、私がとあるイベントに参加したときの体験談をつづります。 ちょうど1年ほど前(当時19歳)、私はあるイベントのため、2週間弱エジプトにいました。そのイベントで長編動画を撮るプロジェクトに参加し、私は撮影係として女子2人、男子2人の仲間と現地に向かいました。期間中はいい感じな一棟貸しの宿に泊まり、日中はひたすら取材や現地の様子をカメラと最新のスマホで撮っていました。

          スマホ追いかけてタクシーで130キロ出した話

          本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【後編】

          第1回から第3回をまとめた【前編】はこちら↓  第4回は農家SHO Farmの仲野晶子さん、翔さんの講義。  ずっと気持ちの良い風が吹いていた。本来300年~1000年かけてようやく1cm育まれる表土を活かし、環境を再生していく不耕起栽培。良質な食を公平に、信頼に基づくコミュニティの中で再分配する『Pay it Forward』の試み。持続性とフェミニズムを軸に農業を通してゲームチェンジを仕掛けていく、クリエイティブな社会実験場にわくわくし通しの回でした。  SHO F

          本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【後編】

          歌は世につれ、世は歌につれ〜ビッグデータで過去の紅白歌合戦の歌詞の変化を見ると〜

          編集者にもいろいろなタイプがあるが、私はどちらかというと、ファクトとエモーションの両極をつなぐような編集が好きなタチである。 先般当社のスクールで開催した「編集のレッスン」というワークショップでメインナビゲーターを務められた水島七恵さんは、編集のことを「要素と要素のあいだをつなぐ技術」と表現し、「情緒と論理」のような極と極へ視点を大きく揺らしながら文脈を見出す行為だとお話しされていて、まさに私もそれが好き! と膝を打った。 今回は年末らしく「紅白歌合戦」をネタに、ゴリゴリ

          歌は世につれ、世は歌につれ〜ビッグデータで過去の紅白歌合戦の歌詞の変化を見ると〜

          うそみたいな本当の話

          私は何者なのか、と自分自身に問いかけたときに思い浮かぶこと。 SPBSには2018年の夏に編集部のインターンとしてジョインし、気づけば5年。 ひとり暮らし+内向的な性格ゆえ、どうでもいいことを吐露する場がないので、 以下、noteという場を使って、日記のようにどうでもいいことをつらつらと綴っていこうと思う。 ・ 10月某日「パルコの店員さんへ」 要らないな〜って思いながら買いそうな顔してスウェットディグってすみませんでした。   そろそろシーズンごとに上から下まで服を

          うそみたいな本当の話

          体験から始まる足利旅

          いつもどおりスマホの中に入っている地図アプリで、目的地までの行き方を調べた。旅行をするときは大抵そうしている。車は持っていないので公共交通機関でのルートを必然的に調べることになるのだが、東京都内から電車やバスに2〜3時間も揺られると関東圏のだいたいの場所には行けるのだなと、地方出身の僕はいつも驚く。 今回は「足利」と入力して、どのルート、乗り換えがよいかを探す。ここで気づいたのだが、最寄りには「足利駅」と「足利市駅」がある。どちらを到着地にしようか。迷いながら旅程を組み立て

          体験から始まる足利旅

          ことばの近さや遠さについて

          物体や景色は、主に言語を介して連想されることが多い。もちろん断片的にはなってしまうけれども、言語はそれらに宿っている感覚的な情報をできるだけ近しく写し取る方がいい。「いい」というか、ことばを解体した際には、子音や母音の特徴、動かす口の様子、発声や発音における傾向等にその近しさが反映される、みたいなことが『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(以下、『言語の本質』)に書かれていた。 たとえば、ある対象を写し取っていることばの「音」に注目してみると、音と意味の親和性を確

          ことばの近さや遠さについて

          【企画担当者に聞く!】なぜ、あらゆる職業に「編集的思考」が求められるのか。「編集のレッスン 第2期」アーカイブ受講間も無く締切

          🔼 第1回の水島七恵さんによるレクチャーパートの冒頭約15分を、11/30までの期間限定で特別公開中です! ──編集のレッスンは工藤さん肝入りの企画ということで、編集部も準備段階から横目で気合いを感じていました。今回は第2期ということですが、そもそもなぜ「編集のレッスン」が生まれたのか、講座を企画した経緯について教えてください。 工藤:最近の編集者の仕事って、「紙媒体やウェブメディアにおける編集を担当する」という従来の領域からだんだん広がってきている気がして、企業のブラン

          【企画担当者に聞く!】なぜ、あらゆる職業に「編集的思考」が求められるのか。「編集のレッスン 第2期」アーカイブ受講間も無く締切

          ゆるっと新企画スタート。SPBSの編集部の連載「本が読めない」

          SPBSは企画編集会社。本を店舗で「売る」だけでなく、本を「作る」仕事もしています。   編集部ではSPBS創業当初から、奥渋谷の本店と地続きのガラスの奥の空間を拠点に、本や雑誌、ウェブメディアなどさまざまな媒体の編集を行なってきました。 コロナ禍以降はフルリモートとなり、メンバー同士顔を合わせることはめっきり少なくなりましたが、オンラインでコミュニケーションを取りながら、日々業務に取り組んでいます。 (最近は出社する機会も増え、対面で会議をしたり、ランチやお茶をしたりと、

          ゆるっと新企画スタート。SPBSの編集部の連載「本が読めない」

          本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【前編】

           第1回は「旅する料理人」三上奈緒さんの講義。  完全に盲点でした。おいしいを考えるためにまずいを考えてみる。子どものまずいを本当にまずいのではないかと真に受けてみる。鳥や虫の眼差しでおいしいを眺めてみる。「当たり前って当たり前じゃないかもよ?」そう投げかける三上さんのおいしいは世間の当たり前を軽々と飛び越えて、でもとても腑に落ちる感覚がありました。  一番印象に残ったのは、まずかったものの話からの「食べもの自体の力が弱くなってきているのではないか? 食べても食べた気がし

          本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【前編】

          1人1冊の雑誌を、たくさんの人たちと作り上げていく

           2023年8月19日、編集のワークショップ第9回が開催されました。今回からは制作コース受講生のみが参加し、本格的に雑誌制作がスタート。  前半にゲスト講師の方の講義を、後半に課題へのフィードバックをいただいていた前回までと異なり、みんなで進捗を共有したり、SPBSの福井さんに1対1の面談のような形でアドバイスをいただいたりしました。  会場に一番乗りした私は、大きなテーブルの端っこに腰掛けました。入ってくる他の受講生にひとりずつ挨拶をしつつ準備をしていると「コーヒーの雑

          1人1冊の雑誌を、たくさんの人たちと作り上げていく