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今、コーヒーショップをはじめるには。コーヒーの街・奥渋谷で学ぶ、店づくりの秘訣
カフェや、コンビニなど街中のさまざまな場所で提供され、手軽に日常に取り入れられるようになったコーヒー。
中でも良質なコーヒーにこだわったコーヒーショップや、小さなスペースで営業するコーヒースタンドは、地域の憩いの場であり、雑談する場としても機能しています。
私たちSPBSも、2020年に豊洲店に新業態としてカフェラウンジをオープンして以来、本屋とはまた異なるお客さまとのコミュニケーションやつなが
歌集の表現を自由に楽しむことで、自分を見つめ直す【歌集編集ワークショップ[第2期]企画者インタビュー:後編】
▼ 前編はこちら
歌集の表現の幅広さを学び、「自分の歌集」をつくる──講座で印象に残っているエピソードはありますか?
鈴木:第6回以降の回に講師としてご登壇いただいた小島なおさんの講義です。小島さんはミニ歌集の編集者でありながら、一人の歌人として著者である受講生に寄り添う立場でも制作をサポートしていただきました。
第6回で「啓発本など誰かの知識の参考になる本を作るならまだしも、自分のポエムを
既存の都市やまちが特別になる ──アーバニストユニット〈for Cities〉の石川由佳子さんと杉田真理子さんに訊く、場づくりの編集と「よそ者的態度」とは? 後編
▽ 前編はこちら
*わたしが関わると、まちが変わる。「SPBS THE SCHOOL 編集のレッスン [第3期]」アーカイブ視聴コースの受講生を募集中です。
申込締切:2024年9月末まで
まちへの「介入」は、小さなことからでいい
──講座の開講にあたり、お二人は場の編集を「都市、空間への介入の可能性を探っていくこと」という言葉で示しています。具体的にはどのような視点や活動を大切にしています
アーバニストとしてまちと関わる ──for Citiesの石川由佳子さんと杉田真理子さんに訊く、コミュニケーションを生み出す「よそ者」の編集的視点 前編
*わたしが関わると、まちが変わる。「SPBS THE SCHOOL 編集のレッスン [第3期]」アーカイブ視聴コースの受講生を募集中です。
申込締切:2024年9月末まで
まちのルールや空気によって、感情や関係性、豊かさの感じ方が変わる──まず、お二人が都市に関心を持つようになったきっかけを教えてください。
杉田さん:私たちは二人とも幼い頃から海外のまちに住んだり、いろんな都市を訪ねたりするこ
【企画担当者に聞く!】「知る」で終わらない。農園フィールドワークで得たこと。「おいしいってなんだ?」の真髄
本屋が「食」の講座をする理由
──SPBSは本屋や出版を生業にしている会社ですが、なぜ、農園フィールドワークを講座にしようと思ったのですか?
鈴木:私たちは、本屋だから、「読書はいいですよ、大事ですよ」って言うんですが、世の中に情報はたくさん溢れていて、とても全部消化はしきれないですよね。「知る」だけなら、本すら読まなくても、AIがうまくまとめてくれた情報だけでいいかもしれない。一方で、そもそ
本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【後編】
第1回から第3回をまとめた【前編】はこちら↓
第4回は農家SHO Farmの仲野晶子さん、翔さんの講義。
ずっと気持ちの良い風が吹いていた。本来300年~1000年かけてようやく1cm育まれる表土を活かし、環境を再生していく不耕起栽培。良質な食を公平に、信頼に基づくコミュニティの中で再分配する『Pay it Forward』の試み。持続性とフェミニズムを軸に農業を通してゲームチェンジを仕掛
【企画担当者に聞く!】なぜ、あらゆる職業に「編集的思考」が求められるのか。「編集のレッスン 第2期」アーカイブ受講間も無く締切
🔼 第1回の水島七恵さんによるレクチャーパートの冒頭約15分を、11/30までの期間限定で特別公開中です!
──編集のレッスンは工藤さん肝入りの企画ということで、編集部も準備段階から横目で気合いを感じていました。今回は第2期ということですが、そもそもなぜ「編集のレッスン」が生まれたのか、講座を企画した経緯について教えてください。
工藤:最近の編集者の仕事って、「紙媒体やウェブメディアにおける
本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【前編】
第1回は「旅する料理人」三上奈緒さんの講義。
完全に盲点でした。おいしいを考えるためにまずいを考えてみる。子どものまずいを本当にまずいのではないかと真に受けてみる。鳥や虫の眼差しでおいしいを眺めてみる。「当たり前って当たり前じゃないかもよ?」そう投げかける三上さんのおいしいは世間の当たり前を軽々と飛び越えて、でもとても腑に落ちる感覚がありました。
一番印象に残ったのは、まずかったものの話
「ヴィジュアル系バンドから宇宙科学に至るまで」──編集者・水島七恵さんに訊く、仕事の原点とあゆみ 前編
ヴィジュアル系バンドにハマり、音楽の仕事を志した学生時代
──さっそくですが、水島さんが編集の仕事に就くきっかけや原点を聞かせていただけますか?
水島さん:原点は10代にさかのぼりますが、私は音楽と雑誌が大好きでした。実は当時、アトピー性皮膚炎によって肌がすごく荒れていたことをきっかけにいじめにあっていたので、学校に居場所がなかったんです。それでも仲の良かった友だちが好きなバンドをオススメして
「編集とは、要素と要素のあいだをつなぐ技術」──編集者・水島七恵さんに訊く、編集の定義と仕事への向き合い方 中編
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──「編集とは、どんな仕事なのか」がよく分からない人は多いかと思います。水島さんのホームページには「文脈を立ち上げること」と書かれていますが、どのように編集観を掴んできましたか?
水島さん:20代の頃は「〇〇に会いたい」「私はこれが面白い」というような自分の欲望がそのまま取材や企画に直結していましたが、やはり編集業はそれだけでは成り立たないんですよね。編集を自分主体として捉え
「どの現場にいても、自分の存在を肯定できる仕事」──編集者・水島七恵さんに訊く、編集の可能性と扱い方 後編
▼ 中編はこちら
自分との接点を見出す力を身につける
──「編集のレッスン」のナビゲーターを依頼された時、どんな心境でしたか?
水島さん:SPBSさんへの信頼があったのでうれしかったですし、光栄でした。私にとって、渋谷の雑踏を抜けて奥渋谷まで歩き、夜にふっとSPBS本店で自分の時間を過ごすのが日常の中の句読点でした。それに、SPBSさんは会社として「本と編集の総合企業」と謳っていらっしゃいま
2カ月間のワークショップ「トランスローカルマップをつくろう!」開催レポート【SPBS THE SCHOOL×MOMENT】
“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリー(実験の場)〈SPBS THE SCHOOL〉は、古今東西のすべての本、著者、編集者をパートナーに迎え、日常のもの・こと・場所を観察し、意味を捉え直すことで、自分と世の中に小さな変化を起こす学びの場です。
今回は、昨年10月末から始まり、今年1月にSPBS本店で最終発表会を実施したワークショップ「トランスローカルマップをつくろう!」のレポ