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SPBS編集部「本が読めない」

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出版する本屋・SPBSの編集部メンバーによる連載です。毎週金曜日更新(間に合わない日もあるかもしれない)。交代で自由にゆるゆると、誰に語るでもないひとりごとを呟きます。
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記事一覧

水の音が聴こえる盛岡の街で

2時間10分だった。 東京駅を9時36分に出発し、はやぶさ13号に乗って11時46分に着いたのは盛岡…

SPBS
1か月前
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いつも心に中村慎森

先日、29歳の誕生日を迎えた。 誕生日や新年が訪れるたびに聞かれる質問の中で、いつも答えに…

SPBS
2か月前
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『虎に翼』世代の女子たちが夢中になって読んでいた、昭和5年のお宝雑誌を発掘

今期の朝ドラ『虎に翼』が、とてもおもしろい。 さまざまな場面で苦労を強いられる、強いられ…

SPBS
2か月前
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いつの時代も憧憬の地となって

2022年のゴールデンウィークは、福島県を回ってみたいと考えた。結果からお伝えすると、東京駅…

SPBS
4か月前
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敗者に光が当たるとき──忘れられない銀メダル

 勝ち方を身につけることは、簡単ではない。けれども、それよりはるかに難しいのは、負け方、…

SPBS
5か月前
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体系に回収されない言葉

編集の仕事をしていると、制作する誌面や記事において、文章の正確性や論理の整合性などをしっ…

SPBS
4か月前
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待ち時間

家から坂の麓に降りてちょっとだけ歩いたところに、踏切がある。   これが本当に鬱陶しくて、踏切が一度下りてしまうと、必ず3、4本ぐらい連続で電車が来る。おまけに最後の1本に限って、ものすごく長くて遅い電車だったりするので、たちが悪い。 それでも、すぐ隣にある歩道橋を使うとなんだか負けた気持ちになるので、私はなるべく真っ向勝負をするようにしている。   高校生の頃、遅刻常習犯だった私は(今考えてみれば、8:20ホームルーム開始なんて早すぎて正気じゃない)ギリギリ間に合う時間に出

自然と歴史への感銘。そして今を捉える。

1日のはじまりはロープウェーから その日は姫路駅や姫路城より北に位置している、書寫山圓教…

SPBS
6か月前
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庭のような場づくり

週に一度、SPBSのメディア事業部内のメンバーで30分ほど対話の時間を設けている。対話のテーマ…

SPBS
7か月前
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沈丁花の香りで思い出す亡き母とその母のこと

通りすがりにどこからともなく漂ってくる、甘酸っぱい華やかな香りを感じると、あぁ、またこの…

SPBS
9か月前
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寒さを吹き飛ばす、癒やしの⾷事をおでん屋で

島根県松江市にある、おでん屋さんに訪れたのは2022年が明けてからすぐだった。少しずつ新しい…

SPBS
10か月前
22

ポッドキャストの聴き心地

イマジナリーフレンドとしてのポッドキャスト 数年前からポッドキャストをよく聴いている。…

SPBS
10か月前
38

スマホ追いかけてタクシーで130キロ出した話

こんにちは、インターン生の飯野です。 皆さんはタクシーを利用したときに死を覚悟したことは…

SPBS
11か月前
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歌は世につれ、世は歌につれ〜ビッグデータで過去の紅白歌合戦の歌詞の変化を見ると〜

編集者にもいろいろなタイプがあるが、私はどちらかというと、ファクトとエモーションの両極をつなぐような編集が好きなタチである。 先般当社のスクールで開催した「編集のレッスン」というワークショップでメインナビゲーターを務められた水島七恵さんは、編集のことを「要素と要素のあいだをつなぐ技術」と表現し、「情緒と論理」のような極と極へ視点を大きく揺らしながら文脈を見出す行為だとお話しされていて、まさに私もそれが好き! と膝を打った。 今回は年末らしく「紅白歌合戦」をネタに、ゴリゴリ