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SPBS編集部「本が読めない」

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出版する本屋・SPBSの編集部メンバーによる連載「本が読めない」の記事をまとめています。毎週金曜日更新(間に合わない日もあるかもしれない)。交代で自由にゆるゆると、誰に語るでもな…
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記事一覧

体系に回収されない言葉

編集の仕事をしていると、制作する誌面や記事において、文章の正確性や論理の整合性などをしっ…

SPBS
5日前
9

待ち時間

家から坂の麓に降りてちょっとだけ歩いたところに、踏切がある。 これが本当に鬱陶しくて、…

SPBS
1か月前
26

自然と歴史への感銘。そして今を捉える。

1日のはじまりはロープウェーから その日は姫路駅や姫路城より北に位置している、書寫山圓教…

SPBS
1か月前
48

虎に翼を、私に言葉を。「自分を曲げない」ということ。

(ネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください) NHK朝ドラ『虎に翼』に毎週毎朝、…

SPBS
2か月前
31

庭のような場づくり

週に一度、SPBSのメディア事業部内のメンバーで30分ほど対話の時間を設けている。対話のテーマ…

SPBS
2か月前
28

沈丁花の香りで思い出す亡き母とその母のこと

通りすがりにどこからともなく漂ってくる、甘酸っぱい華やかな香りを感じると、あぁ、またこの…

SPBS
4か月前
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伊豆の聖地で写真フォルダが茶一色になった

毎年、新春に楽しみにしているニュースがある。 「カピバラ長風呂対決」の結果である。 全国の5つの動物園のカピバラによる長風呂対決で、毎年各園を代表するカピバラが1頭ずつ参加している。 2024年は長崎バイオパークのカピバラ・ドーナツくん(10歳のオス)が3時間に迫るタイムで優勝。昨年優勝した那須どうぶつ王国のカピバラは、なんと25分でギブアップ。連覇を逃した。 詳細は以下の通り。 なんともほっこりするニュースである。 「カピバラ×風呂」という最強ほっこりな組み合わせは、

寒さを吹き飛ばす、癒やしの⾷事をおでん屋で

島根県松江市にある、おでん屋さんに訪れたのは2022年が明けてからすぐだった。少しずつ新しい…

SPBS
5か月前
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ポッドキャストの聴き心地

イマジナリーフレンドとしてのポッドキャスト 数年前からポッドキャストをよく聴いている。…

SPBS
6か月前
38

スマホ追いかけてタクシーで130キロ出した話

こんにちは、インターン生の飯野です。 皆さんはタクシーを利用したときに死を覚悟したことは…

SPBS
7か月前
24

歌は世につれ、世は歌につれ〜ビッグデータで過去の紅白歌合戦の歌詞の変化を見ると〜

編集者にもいろいろなタイプがあるが、私はどちらかというと、ファクトとエモーションの両極を…

SPBS
7か月前
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うそみたいな本当の話

私は何者なのか、と自分自身に問いかけたときに思い浮かぶこと。 SPBSには2018年の夏に編集部…

SPBS
7か月前
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体験から始まる足利旅

いつもどおりスマホの中に入っている地図アプリで、目的地までの行き方を調べた。旅行をすると…

SPBS
7か月前
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ことばの近さや遠さについて

物体や景色は、主に言語を介して連想されることが多い。もちろん断片的にはなってしまうけれども、言語はそれらに宿っている感覚的な情報をできるだけ近しく写し取る方がいい。「いい」というか、ことばを解体した際には、子音や母音の特徴、動かす口の様子、発声や発音における傾向等にその近しさが反映される、みたいなことが『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(以下、『言語の本質』)に書かれていた。 たとえば、ある対象を写し取っていることばの「音」に注目してみると、音と意味の親和性を確