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SPBS THE SCHOOL

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SPBS THE SCHOOLは、あらゆるものごとを編集する企業・SPBSが主催し、“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリー(実験の場)です。
運営しているクリエイター

#本屋

今、コーヒーショップをはじめるには。コーヒーの街・奥渋谷で学ぶ、店づくりの秘訣

今、コーヒーショップをはじめるには。コーヒーの街・奥渋谷で学ぶ、店づくりの秘訣

カフェや、コンビニなど街中のさまざまな場所で提供され、手軽に日常に取り入れられるようになったコーヒー。
中でも良質なコーヒーにこだわったコーヒーショップや、小さなスペースで営業するコーヒースタンドは、地域の憩いの場であり、雑談する場としても機能しています。

私たちSPBSも、2020年に豊洲店に新業態としてカフェラウンジをオープンして以来、本屋とはまた異なるお客さまとのコミュニケーションやつなが

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【企画担当者に聞く!】「選書」は学びの宝庫!SPBSがナビゲートする、本の世界の歩き方。

【企画担当者に聞く!】「選書」は学びの宝庫!SPBSがナビゲートする、本の世界の歩き方。

「選書」とはどんな仕事なのか

──今回の講座「選書のたんけん」とは、どんな講座ですか?

工藤:簡単にいうと、SPBSが本を取り扱う各店舗やブックディレクションの仕事で普段やっていること、つまり本を選んで、本棚に並べて、お客さまに届ける、という一連の仕事において、特に「選ぶ」ことを中心にしつつ全体的に体験してもらう講座です。
日頃からよく『SPBSってどうやって本を選んでるんですか?』と聞かれる

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本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【後編】

本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【後編】

第1回から第3回をまとめた【前編】はこちら↓

 第4回は農家SHO Farmの仲野晶子さん、翔さんの講義。

 ずっと気持ちの良い風が吹いていた。本来300年~1000年かけてようやく1cm育まれる表土を活かし、環境を再生していく不耕起栽培。良質な食を公平に、信頼に基づくコミュニティの中で再分配する『Pay it Forward』の試み。持続性とフェミニズムを軸に農業を通してゲームチェンジを仕掛

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本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【前編】

本屋による食の講座に参加したら、おいしいの辞書がつくれちゃう?!【前編】

 第1回は「旅する料理人」三上奈緒さんの講義。

 完全に盲点でした。おいしいを考えるためにまずいを考えてみる。子どものまずいを本当にまずいのではないかと真に受けてみる。鳥や虫の眼差しでおいしいを眺めてみる。「当たり前って当たり前じゃないかもよ?」そう投げかける三上さんのおいしいは世間の当たり前を軽々と飛び越えて、でもとても腑に落ちる感覚がありました。

 一番印象に残ったのは、まずかったものの話

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