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SPBS THE SCHOOL

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SPBS THE SCHOOLは、あらゆるものごとを編集する企業・SPBSが主催し、“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリー(実験の場)です。
運営しているクリエイター

#講座

【企画担当者に聞く!】「知る」で終わらない。農園フィールドワークで得たこと。「おいしいってなんだ?」の真髄

【企画担当者に聞く!】「知る」で終わらない。農園フィールドワークで得たこと。「おいしいってなんだ?」の真髄

本屋が「食」の講座をする理由

──SPBSは本屋や出版を生業にしている会社ですが、なぜ、農園フィールドワークを講座にしようと思ったのですか?

鈴木:私たちは、本屋だから、「読書はいいですよ、大事ですよ」って言うんですが、世の中に情報はたくさん溢れていて、とても全部消化はしきれないですよね。「知る」だけなら、本すら読まなくても、AIがうまくまとめてくれた情報だけでいいかもしれない。一方で、そもそ

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【企画担当者に聞く!】「選書」は学びの宝庫!SPBSがナビゲートする、本の世界の歩き方。

【企画担当者に聞く!】「選書」は学びの宝庫!SPBSがナビゲートする、本の世界の歩き方。

「選書」とはどんな仕事なのか

──今回の講座「選書のたんけん」とは、どんな講座ですか?

工藤:簡単にいうと、SPBSが本を取り扱う各店舗やブックディレクションの仕事で普段やっていること、つまり本を選んで、本棚に並べて、お客さまに届ける、という一連の仕事において、特に「選ぶ」ことを中心にしつつ全体的に体験してもらう講座です。
日頃からよく『SPBSってどうやって本を選んでるんですか?』と聞かれる

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「どの現場にいても、自分の存在を肯定できる仕事」──編集者・水島七恵さんに訊く、編集の可能性と扱い方 後編

「どの現場にいても、自分の存在を肯定できる仕事」──編集者・水島七恵さんに訊く、編集の可能性と扱い方 後編

▼ 中編はこちら

自分との接点を見出す力を身につける

──「編集のレッスン」のナビゲーターを依頼された時、どんな心境でしたか?

水島さん:SPBSさんへの信頼があったのでうれしかったですし、光栄でした。私にとって、渋谷の雑踏を抜けて奥渋谷まで歩き、夜にふっとSPBS本店で自分の時間を過ごすのが日常の中の句読点でした。それに、SPBSさんは会社として「本と編集の総合企業」と謳っていらっしゃいま

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“泊まれる出版社”真鶴出版と「小さな宿」のつくりかたを学ぶ新講座、はじめます!

“泊まれる出版社”真鶴出版と「小さな宿」のつくりかたを学ぶ新講座、はじめます!

こんにちは! SPBSでイベントや講座・ワークショップの企画運営をしている工藤です。

いま僕が開講に向けて準備を進めているのが、10月1日(土)スタートの新講座、〈地域を読み解き、まちの日常に光をあてる「小さな宿のつくりかた」〉です。“泊まれる出版社”真鶴出版の川口瞬さんとともに、「小さな宿」にまつわる、物件選びのこと、運営のこと、お金のことなどを全6回を通して学びます。

・地域に根ざした宿を

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