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みなさまの「本の力を感じた一冊」をご紹介!vol.1

SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)では創業15周年を記念して、1月13日よりSPBS BOOKTALK FESTIVALを開催しています。

「みんなで、本の話をしよう。」をテーマとしたSPBS BOOKTALK FESTIVALは、SPBS各店舗とオンラインで、トークイベント・読書会・ワークショップ・ブックフェアといった、さまざまな形の「ブックトーク」を実施している祭典となっています。

その中の企画の一つ、ハッシュタグキャンペーン「#本の力を感じた一冊」では、みなさまから「本の力を感じた一冊」を募集しています。投稿いただいた中から、SPBSスタッフが特に印象に残ったものについては、ご本人の許可を得た上で、SPBS公式noteなどで掲載させていただきます。

SPBS本店・虎ノ門店・豊洲店では、ブックトークのゲストやSPBSスタッフが選んだ「本の力を感じた一冊」をPOPにして展開しています。見にいってもらえると、とてもうれしいです。

今回は、これまでに投稿いただいた方々からの「本の力を感じた一冊」をご紹介します。(2月12日23:59まで、キャンペーンは実施しています)

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『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』 くどうれいん 著(BOOKNERD)
『ぼくにはこれしかなかった。』 早坂大輔 著(木楽舎)

本と本は繋がりがあって、それが本の力だと思います。
だからどうしても一冊では説明できなくて。
『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』を読んだ僕は盛岡を訪れました。そして盛岡の本屋BOOKNERDで『ぼくにはこれしかなかった。』に出会います。
一冊の本が次に読む本へ繋がること、
それは本屋が店に紙の本を並べることときっと関係があるんだと思います。
本と本の力を信じたくて、
僕はまた本屋を訪れます。

291_ryoさん)

『Hマートで泣きながら』 ミシェル・ザウナー 著・雨海弘美 訳(集英社クリエイティブ)

1冊の本を、初めて3形態で買った。
(3形態…アイドルのCDみたい)
で、英語ver.も韓国語ver.も挑戦してみたけど、どっちも途中で断念(うう…)。
何かがまさに起きている、その状況とか、
主人公の心の揺れとか…
それらがなかなかスッと頭に入ってこない。
固有名詞が多いからか?(結局、単語量がモノをいうのか…?)
のちに日本語ver.を読んで答え合わせしたときに
英語も韓国語もすごくぼんやりとしか理解できてなかった自分が悲しかった。
反面、母国語のありがたみも感じられた。
すばらしい翻訳に感謝。

caminoloverさん)

『なんのための仕事?』 西村佳哲 著(河出書房新社)

“デザイナー”とは、才能とアイデアに溢れた眩しい存在だと、遠い世界の人だとずっと思ってきた。
けれど、大企業や世の中の一般論に圧倒され、絶望し落ち込んで悩んだり。なんか違う、と思ってもそこには確かに需要があって葛藤したり。仕事に対して絶対的な自信が持てなかったり。凄く私と似ていて驚いた。
それでも、人と人の対話を諦めずに信じて行動しつづけること。
《こうしたい。どうする?》を問い続けること。
彼らのその前向きさと強さ、共に仕事する相手への尊敬のまなざしにグッとくる。デザインに携わる方へのインタビューを軸に展開される話だけど、どんな形であれ働く人の胸に迫る内容だと思う。
『仕事は常に、自分と他の人の間にある』。
今年から新しい仕事を始めるタイミングで読めたことが、本当によかったと思う。
そういう姿勢と視点で働いていきたいし、彼らの言葉を忘れたくない

fishco_jpさん)

『Essential わたしの#stayhome日記 2021-2022』 今日マチ子 著(rn press)

コロナ禍の生活を日記として作品にされてきた今日さんの、2021-2022までの記録。前作《Distance》から更に一年後。
コロナウイルスが流行してからというもの、2020年ごろから特に2022年前半くらいまでは、2023年の今振り返ってみると、毎日なんの変化もない閉ざされた日を過ごしてきたように感じてしまう。でも今日さんの視線を通して、ああ、わたしも確かにこの1年を過ごしていたんだ、ちゃんと生きてきたんだという実感が湧いてくる。
今日さんが描いたこの日、わたしは何をしていただろう、いつもと同じようにPCに向かい仕事をしていたけれど、何があった日だっただろう。変わり映えの無い日の中にも、嫌な思いも嬉しい出来事も確かにあったはず。もう忘れてしまったけれど、確かに過ごしてきた日々。
今日さんの作品は柔らかくて大好きだ。ふわりと心地よい気持ちになるのに、目が離せない。ずっとじっと見つめてしまう。迷ったとき、寂しくなったようなときこの本を開けば、あの頃の自分が姿を現してくれる。

fishco_jpさん)

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みなさまの「本の力を感じた一冊」は、どんな本ですか? ぜひ、教えてください。

ハッシュタグキャンペーン「#本の力を感じた一冊」では、まだまだ皆さんからの投稿をお待ちしております。詳細はこちら。

<参加方法>
▶︎
Twitter
▶︎Instagram
▶︎投稿フォーム

いずれかのプラットフォームから「#本の力を感じた一冊」をつけて(Twitter、Instagramの場合)、本のタイトルと選んだ理由・おすすめ理由・どんな力を感じたかなどを投稿してください。

<期間>
2023年2月12日(日)23:59まで

迷った時に導いてくれた本、絶望の淵で希望を与えてくれた本、知らない世界を教えてくれた本、想像の楽しさを教えてくれた本……。あなたが本の力を感じたのは、どの一冊ですか? 分かち合い、語り合い、本が持つ力をたっぷり味わいましょう。

みなさまからの投稿をお待ちしております!

【SPBS創業15周年企画】SPBS BOOKTALK FESTIVAL〜みんなで、本の話をしよう〜

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