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ゆるっと新企画スタート。SPBSの編集部の連載「本が読めない」


SPBSは企画編集会社。本を店舗で「売る」だけでなく、本を「作る」仕事もしています。
 
編集部ではSPBS創業当初から、奥渋谷の本店と地続きのガラスの奥の空間を拠点に、本や雑誌、ウェブメディアなどさまざまな媒体の編集を行なってきました。

編集部の写真ないかな……と思って探したら出てきた

コロナ禍以降はフルリモートとなり、メンバー同士顔を合わせることはめっきり少なくなりましたが、オンラインでコミュニケーションを取りながら、日々業務に取り組んでいます。
(最近は出社する機会も増え、対面で会議をしたり、ランチやお茶をしたりと、コロナ前の風景も断片的に戻ってきました)
 
現在、編集部に所属しているメンバーは非常勤含め6名(*2023年11月上旬時点)。
ジョインした経緯も年代もさまざまな6名が自由につづるnoteマガジンを立ち上げることになりました。

本店のガラスの奥に広がる空間を見て、「オフィスっぽい?」「バックヤードなのかな」と疑問を抱いた方もいらっしゃるかもしれません(溢れる資料や荷物を少しずつ片付け中です……)。
ガラスの奥はオフィススペースとなっており、編集部やSPBS THE SCHOOLの拠点として、そして本店のバックヤードとして使われています。

多分、一番忙しかった頃のオフィス。汚い!

SPBS創業時のコンセプトは「出版する本屋」。地続きの空間で、本を作って売る、という業態を目指して、書店と編集部が2008年に開業しました。
 
ここ数年は受託編集が業務の大部分を占めていますが、創業当初からリトルプレス、雑誌などの自主出版も行なっていました(現在休止中。過去の出版物はHPでご紹介しています)。

さまざまな企業や団体・個人の方と一緒に取り組む受託編集を大切にしながらも、編集部としての原点回帰、「もっと自分たちの本を作って出版したい」という思いは年々強くなっています。
 
そしてこの先、自分たちで作った本をたくさんの人に届けるには、編集部として発信できる場所を増やし、もっと編集部の存在を知ってもらう必要がある……ということで、noteを始めることになりました。


自由に、ゆるゆると書きます


これまで他社のオウンドメディアやnoteアカウントの運営・編集をしてきた中で、編集部員は発信を「継続する」ことの大変さを何度も目の当たりにしてきました。
 
なので、「発信したい」とは言いつつも、自由に、ゆるゆると書くコーナーにする予定です。
更新日は、毎週金曜日……の予定。忙しいときは遅くなるかも……。
6名のメンバーが交代で書きます。

仕事のこととか(書ける範囲内で)、最近読んだ本のこととか、近所で見つけたおいしいものとか、猫とか犬とか、今朝見た夢のこととか、卒論とか親知らずとかお風呂掃除とか……テーマはとにかく、何でもOK。
 
編集部員のひとりごとを、ゆる〜くお届けしていきます。

編集部のボスの飼い猫・小太郎氏。かわいい。

ちなみになぜ、「本が読めない」というタイトルなのか。編集を生業にしている人たちなのに、活字が読めないわけがないですよね。私たちもそう思っていますし、編集部にはいろいろなジャンルの本好きがいます。
ですが(ありがたいことに)忙しい日々が続くと、気力も体力も時間も足りず、読書どころではなくなってしまうこともしばしば。

読めないときもあるけれど、私たちは本が好きだし、本を作りたい。
この世が少しでも豊かであるために、まだ見ぬ世界や知と出会うために。
本が読めないままではいたくないけれど、“積読”も含めて本を愛したい。
……という、まとまらない感情がタイトルの裏にあります。

“本が好き”であることだけは共通している編集部員ですが、実は今年からジョインしたメンバーが半数を占め、お互いまだ知らないことばかり。noteを通じて、さまざまな面を見せていけたらと思います。

毎週金曜日(を目標)に更新していきますので、お楽しみに。

編集部S

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