みんなで、文芸誌の話をしよう!
いよいよ今週開催! 「文芸誌」イベント
今週2月10日(金)の20時から、SPBS創業15周年記念企画「SPBS BOOOKTALK FESTIVAL」のクロージングイベントとなるオンライン配信「みんなで、文芸誌の話をしよう。」が開催されます。
タイトルのとおり「文芸誌」にスポットライトを当てるこのイベント。実は、SPBS本店では3年前に〈5大文芸誌〉からお一人ずつ編集部員のみなさまにお越しいただき、編集や企画についてお話しいただく「文芸誌サミット」(2020.7.9)を開催していました。
「文芸誌」イベントとしては2回目となる今回は、今年90周年を迎える文藝春秋の『文學界』と河出書房新社の『文藝』、そして120年目を迎える新潮社の『新潮』の3誌の編集長にご登壇いただき、「文芸誌」の秘密と魅力をお話しいただきます。
完売! 重版! いま再注目の文芸誌
最近では『新潮』8月号、『文學界』9月号&11月号の完売といううれしいニュースが話題になりましたが、実際にSPBSの店頭でも若い読者が購入する姿、話題にしている様子を見かけるようになりました。
毎月購入してくれるお客様とは別に、特集を知り、それを目掛けて買いに来られるお客さまを接客すると、なんともうれしい気持ちになるんです。
本日発売の『文學界』『新潮』3月号&『文藝』春季号はこちら
さて、本日2月7日は『文学界』と『新潮』の発売日です。先に刊行された季刊の『文藝』もあわせてチェックしていきましょう。
特集は「批評」。そして、創刊90周年記念企画として阿部和重氏による「J文学とは何だったのか」が掲載されています。日韓同時刊行の『絶縁』(小学館)が話題の村田沙耶香さんとチョン・セランさんの対談までもりだくさんの1冊。
ちなみに5大文芸誌のなかで唯一電子版が読めるのが『文藝』なの、ご存じでしたか?
谷川俊太郎さんの新作詩「死神 他二篇」が掲載!甫木元空さんによる初小説「はだかのゆめ」、小山田浩子さん「森の家」、そして岡田利規さんによる戯曲「部屋の中の鯨」も気になります。(『ブロッコリー・レボリューション』おもしろかったですね……!)
本日『ラーメンカレー』(文藝春秋)が刊行されたばかりの滝口悠生さんの日常が特集に!(これはアツい)山下紘加さん創作「掌中」、芥川賞を受賞した佐藤厚志さんの特別エッセイも気になります。佐藤さんは書店にお勤めなので、勝手ながら親近感を覚えております。
イベント後半には、各誌の最新号の注目ポイントもお話しいただきますので、ぜひお手元に3誌をご用意いただいてお待ちください。もちろん『すばる』『群像』も入手してくださいね。
イベントは今週2/10です!
改めましてイベントは今週2月10日(金)の20時から開催です。3誌の編集長をお迎えし、純文学の魅力、どんなふうにつくられているのか、新人賞のこと、編集という仕事のこと……そしてこれからの文芸誌についてお聞きしましょう!
みんなで、文芸誌の話をしよう!
お申し込みはこちら。みなさんのご参加と質問をお待ちしております。
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2020年開催の「文芸誌サミット」の振り返り記事「【オンラインイベント】第1回「文芸誌サミット」を終えて〜Q&Aにお答えします〜」はこちらから読めます。
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「SPBS BOOKTALK FESTIVAL」とは?
SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)は、2023年1月26日で創業15周年を迎えます。これを記念し、1月13日より「SPBS BOOKTALK FESTIVAL」を開催します。「みんなで、本の話をしよう。」をテーマに、SPBS各店とオンラインで、トークイベント・読書会・ワークショップ・ブックフェアなどさまざまな形で“ブックトーク“を実施する祭典です。
その他のイベントもぜひチェックしてみてください!