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SPBS本店は今年13周年を迎えます──13年が短いのか長いのか、若いのか大人なのかの話


こんにちは! SPBS広報の丸です。
2021年最初の投稿では、“年齢”について書いてみたいと思います。

1月11日(月)は成人の日でしたね。今年25歳を迎える自分にとってこの日は、「5年前か……」と少しだけ気持ちが揺れる日でもありました。どうして揺れているのだろう? 成長、後悔、憧れ、嫉妬?

プラスにもマイナスにもはたらく揺れの正体を考えていたとき、詩人・最果タヒさんが2020年の成人の日に寄稿したエッセイ「成人を喜べないあなたへ」(共同通信配信/エッセイ集『コンプレックス・プリズム』収録)がタイムラインに流れてきました。


『同じ二十歳などどこにもなく、あなたの人生のためにしか、あなたの年齢はないし、私の人生のためにしか、私の年齢はないのだと、私は、ずっと思っていたいです』

この一文で閉じられるエッセイを読み終えて、個人のことと同時にSPBSの“年齢”のことを考えました。


SPBS本店は1月26日(火)、13周年を迎えます。


2008年にSPBS本店をオープンした当時の話を聞くと、SPBSはインディペンデントな書店の新星=「先進的」と表現されていたと代表・福井は言います。それから約13年経ったいま広報として仕事をする中で、SPBSという店の、事業の、人の価値観の「新しさ」について自分の口から発するたびに、「新しい」を継続してきた13年の歳月に思いを馳せていました。

13年は短いのか長いのか、若いのか大人なのか──。きっとそれは自分たちで決めていいのだと思います。


『「二十歳ならこれくらいするべき」みたいな考え方は、私にはよく分かりません』

そう言いきる最果さんの言葉は、成人式から5年という歳月を消化しきれずに揺れていた自分に、他者と比較しなくていいことを教えてくれました。

SPBSの13年目、私は広報として3年目。数字にとらわれず、変化することに躊躇せず、「新しい」を更新していく。そんな会社の広報として、日々精進していきたいと思います。

本年もSPBSをどうぞよろしくお願いします!

みんなにも読んでほしいですか?

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